身勝手なキャッチボール。その現場。
言葉は力。人を信じるのも裏切るのも、癒すのも傷つけるのも言葉はできてしまう。その言葉をできる限り正の方向で使いたい。愛するもの全てのために。

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妄想夜話 第9話

珍しく連続でかいておりやす。
めくるめく妄想の世界。






「妄想夜話」




第9話 続・対艦戦


分厚い装甲、緑に輝く艦橋、無数の機銃。
わが国が誇る艦隊には全てこの特徴がある。
小型艦だろうと
大型艦だろうと
潜水艦も駆逐艦も
巡洋艦も戦艦も
すべからくである。


わが国は現在戦争の真っ只中。
同盟国も劣勢に立たされ
ご自慢の巨大戦艦は出る幕を失っている。


しばらくして――――――――――


来るべき時は来た。
もはや勝ち目なき最終決戦。
同盟国も巨大戦艦を旗艦として出撃。
『敵航空機来ます!!』
敵国の容赦ない爆撃が我らを襲う。
『護衛艦撃沈!!空母大破!!』
敗色を漂わせる現実が大音量で次々と伝わってくる。
ザーザーという音と共に通信が入る
『同盟国に次ぐ。わが艦隊は撤退する』
わかっていたことだ。
勝ち目のない戦だった。
『了解した。わが軍も撤退する』
どこに。逃げ切れるのか。
打算もないまま返事をする。
仕方がない。やれるだけやるか。


覚悟を決めた。その時だった。
どぉぉぉん!!!!!!!!!


すさまじい音と共にあたりに霧が充満する。
味方艦隊の最後の一斉砲撃によるものだ。
『今が好機!!あれを使うぞ!!』
全軍に『あれ』の使用が指示される。
がん!!
装甲が海中に沈んでいく。
砲撃ではがされたのではない。
船からはがれていくのだ。


重装甲の重さから解き放たれた艦隊は魚のように泳ぎ去った。
霧が晴れた後には黄色い装甲がぷかぷかと浮いているだけだった。


我々は生き残った。
国は負けはしたが、永世武装放棄国家としてこれからも残るという。
隣の同盟国も健在だ。
海兵の友人とはお互いの国の船の写真を見せ合って和む。
『み艦とや艦』
これだけで寒い冬も乗り切れるってもんさ。


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続編をはじめて書いてみました。どんなもんだろ?(Byくべ)
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  • 私の名前はくべ。石井竜也よりも横山剣よりもデーモン小暮よりも斬新でクリエイティブな人間になりたい。
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