身勝手なキャッチボール。その現場。
言葉は力。人を信じるのも裏切るのも、癒すのも傷つけるのも言葉はできてしまう。その言葉をできる限り正の方向で使いたい。愛するもの全てのために。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

序章完結。

えー、これで序章が終了します。
過去の文章も作者の独断と偏見で編集を繰り返しております。
気になる方は読んでやってください。
ということで序章の最後をどうぞ。


若者たちの全滅を知らない村人たちは自分の家を、仲間の家の消火に忙殺されていた。
老人たちや子どもらは心配そうな顔をして、それぞれの家を見上げていた。
その後ろで鈍い音がした。
その音に気がついた村の少女は振り返り、視線の先で行われていたものを目にした。
彼女が聞いた音は物が倒れる音と同じであった。
命亡き者の、空洞となった肉体の果てる音。
その先には目の前にいる人間を斬り刻む男の姿があった。
手に持った剣は鮮血で朱色に染まり妖しいきらめきを放っている。


虐殺。


まさにその一言だった。
老人も女も子どももない無差別な殺人。
少女は恐怖した。声も出ず、そこから動くこともできない。
その中で彼女は男の顔を見た。
「お、おにいちゃん・・・!」
その殺人鬼は彼女のことを昨日まで妹のようにかわいがってくれた近所のお兄さんだった。
村の人々も、彼女も、いや青年自身もその事実を事実だと認識していた。
それが今、村に火を放ち人々を斬り続けている。
青年はついに彼女の前にまでやってきた。
目に光はなく、その少女が昨日まで妹のようにかわいがっていた娘だと認識しているのかどうか。
「た、たすけ・・・」
少女の願いは永遠に聞き入れられることはなかった。


村は全滅した。
もはや何も残っていなかった。
死体すら村とともに焼き尽くされた。
この虐殺劇を伝えたのは恐怖の中、必死で隣の村まで逃げてきた村人であった。
そして、この三年間でそのような事件が次々と起こり始めていくのである。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
聞いてみたいこと。
次回から第1章です。というか序章の次は第1章でしたっけ?
序章は「論文・小説などの最初の章」と言う意味なので第2章のような気もするのですが・・・。世の中言葉がいろいろあって難しいですよね。(byくべ)
スポンサーサイト
【2005/06/04 08:02】 小説 | トラックバック(2) | コメント(2) |

コメント

序章完結お疲れ様です~!!
なんだか、とっても続きが気になります!!
まだまだ先は長そうだけど(笑)。頑張ってください!!
【2005/06/06 17:39】 URL | かたつむり@Mai #-[ 編集]
「お、お兄ちゃん・・・!!」のあとに、「おにいたまチェキー!!」って入れた方が、妹を始末しやすいキャラになりそうだよ!!書き手的に。
【2005/06/14 22:07】 URL | の #-[ 編集]

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

なんだかバトン

ジェンソン・バトンじゃないです。 全損・バトンでもないです。 Musical B うめジャム【2005/06/21 16:57】

ミュージックバトン

ミュージックバトンが来た!続いて下さい☆ 今日、何してた?【2005/06/28 15:25】

PROFILE

くべ
  • Author:くべ
  • 私の名前はくべ。石井竜也よりも横山剣よりもデーモン小暮よりも斬新でクリエイティブな人間になりたい。
  • RSS
  • 08 | 2017/09 | 10
    S M T W T F S
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30

    RECENT ENTRIES

    RECENT COMMENTS

  • くべ(02/06)
  • erika(02/05)
  • くべ(02/04)
  • 鈴木(02/04)
  • うめ(08/31)
  • たら(06/26)
  • (06/14)
  • RECENT TRACKBACKS

    ARCHIVES

    CATEGORY

    LINKS

    SEARCH

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。